零歳児の事故死亡率が高い日本
2005/07/14 13:35
先週の新聞をまとめて読んでいたら「零歳児 事故死亡率高い日本 先進国14ヵ国中で3番目」という記事が目に止まりました。日経新聞の記事です。ほかの新聞にも載ったのでしょうか?。
国立保健医療科学院の調査によると、不慮の事故による零歳児の死亡(転落死、交通事故死、溺死など)率が、GDP上位14ヵ国中、日本は3番目に悪い水準にあります。最も死亡率の低いスウェーデンと比べると約8倍、先進国の平均値と比べても約1.7倍も悪い水準です。同様に、1〜4歳児の死亡率も5番目に悪い水準です。
5歳以上は死亡率がそれほど高くないこと、また、他の先進国と比べて死亡率の改善傾向が鈍いことなどを考えると、我が国では「乳幼児の事故予防」や「小児救急医療体制の充実」が急務であると言えます。地方自治体レベルでもこの問題は大きな課題で、厚生労働省の調査では、全国の自治体で乳幼児健診時の事故防止指導を「充実している」と考えている自治体はわずか1.5%にしかすぎません。
国立保健医療科学院は「子どもの命を守る体制づくりが急務」とコメントしています。ただ、児童虐待や不登校などの最近の現状を見て最も深刻だなぁ〜と思うのは、乳幼児とその親との「関わりが希薄」になってきていること、それから、高齢者を初め国民全体が子育てに対して「無関心」にどんどんなりつつあるということです。
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