学校のプールと民間プールと

2005/07/28 15:05


 プールの季節ですね。一昨日の「公明新聞」(7月26日(火)付)を読んでいると「民間プールで水泳授業」という記事が目に留まりました。岡山市立竜操中学校は今年度から、学校のプールが故障中ということもあり、水泳の授業を民間プールで行っています。近隣の民間スイミングスクールに協力してもらっているとのこと。学校の先生のほかスイミングスクールのインストラクターも参加する授業は、生徒にも好評のようです。
 プールを改築した場合、1億2,000万円以上の費用がかかります。一方、民間プールの賃借料とインストラクターへの謝礼だと、年間75万円程度で済むのだそうです。岡山市教育委員会は「1校1プール制」自体を今後見直す方針です。ちなみに、我が母校、高槻中・高等学校にはプールがありません。吉田康人らの時代、水泳の授業は徒歩で高槻市民プールまで行って行っていました。
 この話も結構奥が深く、いろいろな政策のヒントになると思います。例えば、埼玉県志木市では、市民プールを造らない代わりに、小・中学校のプールを週末、市民へ開放しているそうです。既存プールの老朽化に伴い建設を訴える市議会と「何でもかんでも新しい施設を作ればいいというものではない」と主張した市長との間で意見の食い違いはあったようです。人口や面積など実情は各自治体ごとに多様で志木市の政策がどこのまちでも適用できるとは言えないけれど、岡山市立中学校のケースと併せて、学ぶべき点は多いはずです。
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