「私の頭の中の消しゴム」

2006/11/04 20:06


 仕事が殺伐としてくると韓国映画に救いを求める癖が付いてしまったかな(笑)。「私の頭の中の消しゴム」(イ・ジェハン監督)をレンタル・ビデオで見ました。妻が意外と早い段階で涙してしまい吉田康人は泣くタイミングを逸してしまいました(笑)。
 会社社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)と建設工事の現場監督で孤独な生活をしているチョルス(チョン・ウソン)とが強く惹かれ合い結婚します。しかし、スジンは、若年性アルツハイマー型痴呆を患い、心から愛し合ったチョルスのことも記憶からやがてなくなってしまうことがわかります。永作博美、緒形直人が主役を演じた読売テレビのドラマ「Pure Soul 〜君が僕を忘れても〜」が原作です。
 じっくり考えてみましたが、吉田康人もきっと、たとえ妻が記憶をすべて失って夫のことさえわからなくなってしまっても、彼女を愛せると思います。映画の中での「自信家すぎる」とのチョルスの台詞はこだましますが、それでも自信があるんだよなぁ〜(笑)。しかし、同時にふと考えたのが「『愛』するとはどういうことなのだろう?」ということ。映画の台詞にも出てくるんですが「魂を失い、肉体より先に精神が死んだ」妻を、「愛」せる自信が確かにあるんだけど、その場合いったい、妻の何を「愛」するんだろう?。さらに・・、「愛」って何だろう?。ここ数日、この問いが頭の中をグルグル巡っています(笑)。
 そんな疑問を抱きながらこの映画を改めて見るならば、シーンや台詞の一つ一つが何度見ても新鮮に感じられるに違いありません。そんな素敵な映画です。
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