「ラストプレゼント」

2007/07/08 14:15


 携帯電話で会員になっていると時々、ツタヤのレンタルを半額(!)で見られます\(^o^)/。
 韓国映画「ラストプレゼント」(原題:贈り物。オ・ギファン監督)は前評判どおり、良かった。才能はあるのに芽がなかなか出ないコメディアンのヨンギ(イ・ジョンジェ)とその妻ジョンヨン(イ・ヨンエ)との夫婦愛物語。夫の才能を誰よりも信じている妻は、子供服ショップを経営しながら支えてはいるものの、テレビ番組には出られずクラブへの出演に甘んじている夫へきつい言葉をつい投げ掛けてしまいます。夫ヨンギは漸く、テレビ番組「お笑い王」の勝ち抜き戦に出場し決勝へ順調に勝ち進んでいくことになります。しかし、ヨンギにチャンスが訪れた頃、ジョンヨンが不治の病に侵されていることがわかります。
 この映画、他人事ではありませんでした(笑)。ジョンヨン役のイ・ヨンエを見ているとどうしても、我が妻とダブって見えてしまいます。妻は最近、吉田康人が家族のことを書いているのを怒って「やすとログ」を見ていません。(←)こう書いているのも怒られるかもしれません(笑)。しかし、妻が見ていようが見ていまいが、ここまで耐え抜き支えてくれている妻へ「プレゼント」を贈らないと・・(笑)。
 エンディングの決勝戦で、ヨンギのコントに会場中が爆笑するんですが、ただひとり、ヨンギだけが泣いている。泣き顔のコントなのでそれを見て観客が大笑いするんですが、ホントに泣いてる。これが「ラストプレゼント」が明かされるシーンへとつながっていって、とっても感動します。「台詞の中身で泣かせる」のも韓国映画の特徴です。
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