「死ぬまでにしたい10 のこと」

2007/08/03 22:18


 店頭レンタルだけでなくツタヤの宅配レンタルのシステムもよくできてるね〜。そのシステムで借りて「死ぬまでにしたい10のこと」(イザベル・コイシェ監督)を見ました。見慣れている米国・韓国・日本映画に比べて重〜い映像が続くカナダ・スペイン合作映画です。

 幼い娘2人と失業中の夫と一緒に暮らすアン(サラ・ポーリー)は、腹痛で運ばれた病院で検査を受けます。23歳にして余命2ヶ月の宣告。そのことを誰にも告げないと決めたアンは、「死ぬまでにしたい10のこと」をノートに書き出し、1つずつ実行していくのです。

 ちょっとだけネタバレですが、主人公のアンが亡くなる瞬間のシーンがないことは印象的でした。亡くなった後のみんなの生活らしきものが幻想的に出てくる。村上春樹の「ノルウェイの森」を遠い昔(笑)読んだ時、「死そのもの」が物凄くあっさりと描かれていて衝撃を受けたことがあるんだけど、それと相通ずるものを感じました。

 よく見ると、原題は「My Life Without Me」なんですねぇ〜。これを「死ぬまでにしたい10のこと」と邦題を付けた人の意図はわかりませんが(笑)、「My life ・・」というタイトルで映画をつくった製作者の気持ちはよくわかりました。
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