高槻市バス「幽霊運転手」報道4

2007/09/10 21:45


 高槻市交通部で日常的に行われているこうした違反はいったいどういう仕組みによるものなのでしょうか?。高槻市営バス運転手の「内部告発」がその内幕を暴露します。

 「幽霊運転手」とは交通労組幹部のことで、彼らが組合活動のために乗務できない時、ほかの運転手を代わりに走らせるのだそうです。これを高槻市役所や交通労組では「代走」と呼んでいます。「代走」代、1人1日およそ1万円は交通労組が出しています。

 一方の「幽霊運転手」こと組合幹部は、実際に運転していないにもかかわらず「点呼記録表」に載っているので、給料をそのままもらってしまうのです。欠勤がつかないためボーナスも満額支給だそうです。つまり、私達の税金を詐取しながら組合活動をしていたということになります。

 内部文書によると、こうした詐欺的行為は年間80件以上にも上っています。
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