「不都合な真実」(5)
2007/10/05 13:59
ところで、「不都合な真実」というタイトルについてずっと誤解してたみたいです。吉田康人は「地球温暖化は『私達人類にとって』不都合な環境」という意味での「不都合」だとこの映画を見るまでは理解していました。でも、違うようですね。
映画の中で「何人もの研究者が迫害を受け、あざ笑われ、職場を追われ、収入を断たれてきた。その理由は、彼らがただ『不都合な真実』を発見したからだ。そして、発表しようとした」とゴアが述べるシーンがあります。つまり、「地球温暖化は問題である」ことを認めようとしない人々、それは時には報告書や資料を改竄する政府関係者だったり環境汚染業界だったりするわけですが、そういう人々にとって「不都合」な真実のことなんです。
「見解が不一致」という誤解は少数派が意図的につくり出したものです。ある時、その少数派から内部メモが流出しマスコミで報道されました。そのメモには彼らの目的が示されていました。「温暖化を『事実』ではなく『理論』へすり替えること」。北岡議員が追及している「高槻市営バス不正事件」は「事実」ではなく(政治的)「運動」であるかのようにすり替えようとしている「高槻しがらみ党」の人達と似ています(笑)。
「この10年間で学術誌に載った全論文を対象に専門家が928論文をサンプル調査したところ『深刻な地球温暖化が起こっている』ことに反論する論文はたったの1例もなかった」とゴア氏。一方、「温暖化は問題なのか確かではない」との論調の大衆紙記事は過去14年間で何と53%もあったそうです(笑)。
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