「県庁の星」

2008/03/05 22:20


 邦画をもともと見るほうではないし、特にトレンディー俳優が出ている邦画は避けています(笑)。でも、弟のお薦めでもあってツタヤの「シネマハンドブック2008」で邦画部門11位にランキングされていたので「県庁の星」(2006年。西谷弘監督)をレンタルで見ました。

 極端な上昇志向を持ち役人としてのプライドも高い県庁のキャリア公務員、野村聡(織田裕二)。彼が手掛けてきたビッグ・プロジェクトの休止期間を利用する形で、県政の目玉でもある民間企業との人事交流のメンバーに選出されます。しかし、派遣されたのは「満天堂」。お客さまも疎らで店員もほとんどやる気のない田舎の三流スーパーです。しかも、野村の教育係となったのは彼よりも年下のパート店員、二宮あき(柴咲コウ)でした。

 スーパーでは役人のスキルは全く役に立たない。いつの間にかビッグ・プロジェクトからも外される。建設会社社長令嬢からも婚約を破棄される。もちろん、プライドもズタズタに引き裂かれた「県庁さん」。あきの声援を受けて立ち直っていく彼の姿を、役人のみなさんにも是非ご覧いただきたいと思います(笑)。そして、彼が立ち上がったことで結局、何が変わったのか?。トレンディ、コメディにとどまらない奥の深さを感じる映画でした。
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