:段野市議逮捕【産経続報】
2008/06/08 22:23
<<ギャンブル…借金 あげくに歳費差し押さえ 収賄の高槻市議 転落人生
大阪府高槻市の違法マンションをめぐるあっせん収賄事件で、大阪府警に逮捕された同市議、段野啓三容疑者(66)が、約10年前から議員歳費のほぼ全額を差し押さえられていたことが5日、分かった。段野容疑者はギャンブルなどで多額の借金を抱え、返済にあてるために業者からも数百万円単位の借金を繰り返していたという。
市などによると、段野容疑者は、年間約1100万円の議員歳費のうち、議員共済の掛け金月約10万円と所得・住民税の月3万〜4万円を除くすべてを差し押さえられていた。通常の給与は民事執行法に基づき、生活費として一部は差し押さえを免れるが、議員歳費や取締役報酬は全額差し押さえができる。
関係者によると、段野容疑者は競輪や競馬などのギャンブルで散財。バブル期の土地取引の失敗などもあって借金が億単位に膨らみ、平成9年には自宅の土地と建物が差し押さえられた。現職市議によると、この前後から議員歳費の差し押さえも始まったという。
借金返済のため、さらに業者から数百万円単位の借金を重ねる一方、暴力団関係者からも借りていたという。段野容疑者が「借金取り立てでファミリーレストランに呼ばれ、テーブルに着いたら、周りに暴力団員が4〜5人座っていて、ひどい目にあった」と話すのを聞いた元市議もいる。
議員歳費を借金返済にあてていた段野容疑者について、債権者だった業者は「落選すれば借金を返済してもらえない」と危機感を募らせ、市議選になると支援し続けたという。(2008年6月5日付「msn 産経ニュース」より)>>
<<知人組員と利権漁り 逮捕の高槻市議、暴力団の威光利用
大阪府高槻市の違法マンションをめぐるあっせん収賄事件で、逮捕された同市議、段野啓三容疑者(66)が絡んだ土地取引の交渉に、知人の暴力団組員(42)が協力していたことが6日、わかった。府警捜査2課は段野容疑者が暴力団の「威光」を利用し、利権話に食い込んでいたとみて調べている。
関係者によると、組員は山口組系暴力団に所属し、地元の生コン運搬会社の社長も務めていた。長年、段野容疑者の事務所に頻繁に出入りしていたという。
土地取引などの“もうけ話”にも積極的に関与。贈賄容疑で社長が逮捕された不動産会社「リケン」が市土地開発公社の代替地を取得した際の取引のほか、段野容疑者らが同市内の土地を電子機器メーカーに高値で転売しようと画策した際にも協力していた。
転売計画が始まったのは昨年1月。段野容疑者がこの土地で営業していたバイク店に押しかけ、経営する兄弟に「もう出ていかなあかんで。土地を売るんや」としつこく要求。兄弟が拒否すると、組員が訪れ、「段野先生に渡すから全員の名刺をくれ」と迫ったという。段野容疑者らは、兄弟から対応を一任された建設業者に注意を受け圧力を中止した。
結局、取引に関与できないまま売却話がまとまったが、組員らは標的を建設業者に変更し、バイク店の解体工事を「300万円で請け負ったる」と要求。建設業者は「通常の3倍で高すぎる」として拒絶し続けた。昨年7月、この業者は乗用車のフロントガラスを割られる被害に遭い、府警に被害届を出した。
組員は昨年11月、生コン関係の労働組合員に暴行したなどとして、傷害容疑などで府警に逮捕。その後、生コン運搬会社の代表取締役を辞任している。(2008年6月6日付「msn 産経ニュース」より)>>
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