「高槻汚職」は議会でも議論
2008/06/24 00:18
多くの市町村では3月、6月、9月、12月の年4回、議会の定例会が開かれています。これらの議会を通称で「3月議会」、「6月議会」、・・などと呼ぶこともあります。私達のまち、高槻市でも現在、「6月議会」が開かれています。
議会の中で議員へは何種類かの質問の場が与えられています。そのうちの一つが「一般質問」です。高槻市議会の場合、議会終盤の約1日半を掛けて「一般質問」が行われます。議員にとって「一般質問」は「市政全般にわたり何を聞いてもよい質問」の場です。
高槻市議会では各議員の「一般質問」の持ち時間は45分です。しかし、議員からの「質問」時間と市役所からの「答弁」時間との合計が45分に限られていますので、議員の発言時間はこの約半分から6割程度と考えてよいでしょう。おまけに、議員にできるだけ発言させないようにと「質問」されてもいないことをダラダラと「答弁」する市役所の「戦術」などもあり(笑)議員の発言時間が持ち時間45分の半分を切る場合、そして、議員が45分の持ち時間をフルに使わない場合もありますから、どうでしょう?、「一般質問」1回あたりの「質問に立つ」議員の平均発言時間は22〜23分といったところではないでしょうか?。
もちろん、すべての議員が「一般質問」に立つ訳ではありません。いま行われている高槻市議会「6月議会」では議員36人中「一般質問」を行う議員は15人。今回と同様、毎回の議会で「一般質問」に立つ議員が過半数に上ることはまずないため、高槻市政全般に関する議員1人あたりの平均発言時間は1議会ごとに約10分程度になるはずです。これを「長い」と考えるか「短い」と考えるかは有権者のみなさんのご判断へお任せします(笑)。
さて、いまの「6月議会一般質問」で注目されるのはやはり「高槻汚職」。「やすとログ」でもこれまでお伝えしてきた高槻市議会議員・段野啓三氏が逮捕された汚職容疑事件です。既に公表されている「一般質問」項目表によると、3名の議員がこの事件に関連した質問を行うようです。太田貴子議員は「市のコンプライアンス遵守(高槻市議逮捕)について」、吉田稔弘議員は「高槻市土地開発公社の土地売買に伴う疑惑報道について/建築基準法違反に伴う行政指導と職員の法令遵守について」、北岡隆浩議員は「コンプライアンス条例をつくる前に、これまでの口ききや不当要求があったのか明らかにせよ」をそれぞれ質問項目に加えておられます。「一般質問」は今週6月26日(木)、27日(金)の両日に実施される予定です。
法令をつくる立場の議員が法令を自ら破り市民に不利益を被らせたことについて、議員側が、法令を守り守らせる市役所へ「法令を守れ」と質問するという複雑な状況になっています(笑)。「年金が消えたので年金制度を改めろ!」という議論も「年金制度を改める前に消えた年金を返せ!」という議論もあるようなので、興味深い。
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