「傾聴(質問)」と「場の力」

2008/06/26 16:12


 追手門学院大学での毎週火曜日4時間目(16:40〜18:10)のクラスは今週で7回目を数えました。

 今回も、前回と同様、コーチングを題材にコミュニケーションとリーダーシップを学びました。特に、コーチングの構成要素の1つである「傾聴(質問)」について詳しく説明しました。公務員どうしのコミュニケーション、あるいは、市民と公務員とのコミュニケーションにおいて、相手の話を聴き相手を理解することの大切さ、さらに、そうすることへの情熱の必要性を学生のみなさんへお伝えしたかったからです。

 グループディスカッションやロールプレイングを通じて、ほんの短い時間ではありましたが、聴く力を鍛える練習もしてもらいました。自らが鏡となって相手の姿を映し出すように質問し、傾聴し、理解することは「大変難しい」、「質問に詰まった」という感想が一様でした。でも、ここを乗り越えることによってコミュニケーションの「場の力」が高まるのです。そのことをわかりやすく表現して下さっているのが「ヤブログ」( http://www.yablog.net/mt/archives/2008/06/post_309.html )です(ログの写真はヤブちゃん)。

 時代背景もあってか?、「心」や「コミュニケーション」の領域に入ると学生もこれまで以上に真剣です。授業の後半には「コーチングはどこで受けられるのか?」、「コーチングを受けるのにはお金が掛かるのか?」、「カウンセリングとコーチングとの違いは?」との質問が相次ぎました。吉田康人からの答えは「インターンシップを前にしていま重要なのは、コーチングのスキルではなく、コーチング的な『生きかた、関わりかた』を知っておくこと」。

 実は、それらにも増して、学生が最も関心を持って下さったのは吉田康人自身のこと。「先生はどんな女性が好きなんですか?」というおよそ授業とは無関係なことから始まっちゃって、韓国女優の「チョン・ジヒョン」でかわしたもののどうなることか?と一瞬焦りましたが(笑)、やがて、「先生はヤブちゃんにどんなことをコーチングしてもらっているんですか?」、「先生はどんなことで悩んでいるんですか?、一番深い悩みは何ですか?」。

 普通、大学の先生ってこういう質問にどう答えるんだろう?。吉田康人は馬鹿正直に、自分がいま最も深く悩んでいることを話しました。教室に緊張が走る・・。「ゲラゲラと笑いが絶えない楽しい授業にしよう」といつも思ってんですけどねぇ〜(笑)。でもね、自分の持ってる全てを伝えようとしないと、心が通わない気がして・・。

 「場の力」が高まった一瞬でした(笑)。

 次回はいよいよ、学生ひとりひとりの発表会となります。
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