若者へ授け、若者から授けられる

2008/07/01 20:41


 「今日から7月」ですが、テレビ・ニュースの多くは「今日から『物価高』」。高槻市内でリッター180円(レギュラー)を付けているガソリン・スタンドを発見。こんなに早く180円時代が来るとは・・。じわり実感。

 そんな月初を大学生らと過ごせたのは幸せでした。毎週火曜日4時間目(16:40〜18:10)の追手門学院大学でのクラスも今日が8回目。過去7回は次のようなテーマ設定で進めてきました。
  (1)オリエンテーション、講師紹介、クラスに分かれての顔合わせ
    (5月13日付「やすとログ」参照)
  (2)インターンシップで学びたいこと、未来の公務員像
    (5月20日付「やすとログ」参照)
  (3)地方自治における議会と行政
    (5月27日付「やすとログ」参照)
  (4)公務員試験の現状と対策
    (6月8日付「やすとログ」参照)
  (5)議員、議員スタッフになるためには?
    (6月15日付「やすとログ」参照)
  (6)次代のコミュニケーションとリーダシップ
    (6月18日付「やすとログ」参照)
  (7)「傾聴(質問)」で「場の力」を高める
    (6月26日付「やすとログ」参照)

 そして今回は、6回目、7回目の復習をした後、クラスの学生ひとりひとりからスピーチをしてもらいました。「インターンシップで学びたいこと」、「未来の公務員像」のうちどちらかのテーマを学生本人の意思で選んでいただきました。授業後に読んだ授業に対する評価・感想文の中には、2回目と同じテーマでのスピーチを吉田康人が求めた「意図」をしっかり「解明」してくれたものもありました。鋭い!(笑)。

 その「意図」どおり、クラスの学生のインターンシップに臨む目的がかなり具体的になってきたことをスピーチから知ることができました。各学生はそれぞれ、有意義な就業体験を積んで下さることでしょう。その「予感」が何よりも嬉しい。

 今日の授業の結びの挨拶でも申し上げましたが、授業を「授ける」ほうの吉田康人が逆に、学生のみなさんの政治・行政に対する夢、期待感、そして、インターンへ寄せる志、向学心、さらには、若者ならではの純粋さやエネルギーから多くのものを「授けられた」と感謝しています。ありがとうございます。

 来週は合同授業。吉田康人の大先輩で追手門学院大学の大木令司理事長から「若い人たちに期待すること」というメッセージを頂戴します。そして、各クラス代表学生が学生・関係者200名ほどを前にして総括スピーチを行います。吉田康人のクラスの代表学生は高槻市役所へのインターンが内定している学生に決定。今日のスピーチを聞いたうえでの学生相互の投票による選出で決めました。
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