「シカゴ」

2009/03/02 21:36


 ミュージカル映画というものを見た記憶が吉田康人にはあまりありません。それに、米国では近年、「ミュージカル映画はヒットしない」というジンクスがあったらしい。第75回(2002年)アカデミー賞作品賞をジンクスを打ち破り受賞した米国映画「シカゴ」(2002年。ロブ・マーシャル監督)を見ました。ミュージカルなのか?映画なのか?序盤は頭が混乱しましたが(笑)映画とミュージカルとの巧みな切り替えにとても感動しました。

 1920年代のシカゴ。ミュージカル・スターを夢みるロキシー(レネー・ゼルウィガー)はショーに売りこむとの約束を守らなかった愛人を撃ち殺してしまいます。逮捕され留置所に送られたロキシーは憧れていたキャバレーの専属歌手ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ )とそこで出会います。不倫した夫と妹を殺したのです。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリー(リチャード・ギア)のおかげで一躍スター扱いとなっていました。ロキシーも同じように注目を浴びようとビリーを雇います。 果たして、彼女の目論見は成功するのか?。

 アカデミー賞受賞にもうなずける完成度の高い作品でした。現代日本の世相に照らしても裁判員制度や売上至上主義のマスメディアを風刺しているように思えて面白い。この映画も何度見ても楽しめる作品ですね。
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