「閉ざされた森」

2009/10/14 09:00


 吉田康人らの世代で「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタを知らない人はまずいません。その後どうしたのかと思っていたらいい俳優になっていました。彼が主演の米国映画「閉ざされた森」(2003年。ジョン・マクティアナン監督)をレンタルで観ました。

 訓練中のレンジャー隊員7名が嵐の密林地帯で消息を絶ちます。やがて、3名の生存者が空中から発見されるものの、彼らは味方どうしで撃ちあっていてそのうち1名が捜索隊の目の前で射殺されてしまいます。結局、重傷者を含む2名が救助され、ウエスト隊長(サミュエル・L・ジャクソン)を含む4名が行方不明のままとなります。救助された兵士はジュリー・オズボーン大尉(コニー・ニールセン)からの尋問に黙秘。そこで、オズボーンの上官の大佐は、ウエスト隊長からかつて訓練を受けていた元レンジャー隊員で尋問術に長けた麻薬捜査官トム・ハーディ(ジョン・トラボルタ)を呼び寄せるのです。

 この映画の原題は「BASIC」。「うそ偽りのない」という意味です。もしかしたら、もう一つの意味「軍隊での初歩訓練」と掛詞になっているのかもしれません。いや、英語圏の人々でも、映画の前半ではそっち(初歩訓練)の意味だと勘違いし、「映画タイトルの理解でも作者に騙されていたのだ」と最後に気付かされるような仕掛けになっているのではないでしょうか?。どんでん返しの連続で、真実は最後までわかりません。映画が終わってもわからないかも?(笑)。
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