「素晴らしき哉、人生!」
2010/05/20 10:32
これも名作中の名作です。米国映画協会で「元気が出る米国映画ベスト100」第1位にも選ばれたことがあります。元気が出るとか出ないとかを遥かに超えた私達ひとりひとりの存在意義、そして、社会のありかたを射抜いた素晴らしい作品です。米国映画「素晴らしき哉、人生!」(1946年。フランク・キャプラ監督)をレンタルで観ました。
父の会社を引きつぐも大金を紛失し破産寸前のジョーイ(ジェームズ・ステュアート)は、クリスマス・イブの夜、自らの生命保険金のために自殺を決意します。川へ飛びこもうとしますが、ひとりの高齢者(ヘンリー・トラヴァース)が身を先に投げ、その高齢者をを助けることになってしまいます。高齢者は、「天使だ」と名乗り、ジョージの人生の意義と人の善意を諭していきます。
米国では、毎年のクリスマスに流れる定番映画になっているそうです。ものの解説によると「古き良き米国の理想」を求めた作品とも。しかし、吉田康人はむしろ、「古き良き日本社会の理想」がこの映画に示されているのではないかと考えます。「ひとりひとりの人生に優しい光を当てる。人と人との支えあい、助けあいを基本にまちと社会とをつくりあげていく」。この映画に学ばねばならないのは、米国人ではなく、世界のリーダーにこれからなっていくべき私達日本人なのではないでしょうか?。
エンディングの「蛍の光」を聞きながら無性に泣けてきました(笑)。
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