古墳の整備に住民カンカン(5)

2007/08/18 18:17


<<((4)からの続き)住民が怒り心頭なのは、桜の伐採だけではありません。家の真裏で毎日行われる工事の騒音と振動です。
  <戸次充さん>「重機のエンジン音やね。トラクター、ショベルカー。窓を開けると砂をかき回しているから、砂ぼこりがバーッと飛んでくる」

 市は、戸次さんらの抗議をきっかけに砂じんが舞い上がらないよう、水をまいたり、車両の速度制限を設けるなど対策を講じていますが、住民は効果はあまりないと話します。工事は一旦ストップされ、市との話し合いがはじまりましたが、話し合いは平行線をたどります。物別れのまま、今年6月には工事も再開され、ついに住民の怒りが爆発しました。

 【高槻市の住民説明会〜2007年6月】
  <住民A>「ホンマに中止してやめて欲しい」
  <住民B>「お金を節約して生活している。税金で何億というお金を使って、自分のお金ならどう使うんですか?」
  <高槻市担当者>「決定の中で、担当課としてやらせてもらっている」
  <住民C>「それはおたくらの都合ですやん。私らの生活している生活環境を考えましょうよ。池があって、釣りができて、桜があって、切った桜を元どおり戻してよ。桜があったから引っ越してきたというのもあるんやで」

 戸次さんらは改めてこれ以上、木を伐採しないよう「工事の中止」を訴えようとしましたが、市は、すでに20回以上も話し合いを行ったとして、対話を拒否しています。
  <戸次充さん>「説明をしたというけれど、我々は生活を奪われている。残念です」
  <高槻市立埋蔵文化財調査センター・鐘ヶ江一朗所長>「議会、行政、国、府、一体となって意思決定で工事をしている。『なんとか理解してください』と何度も話をしました。『工事をやめろ』という前提での話し合いはする余地がないと考えている」((6)へ続く)>>
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