一橋大学関西アカデミア(6)

2009/12/02 10:31


 冒頭、一橋大学理事・副学長の山内進先生からご挨拶と大学紹介がありました。

 講演のトップバッターは我が国屈指の年金問題の論客でもいらっしゃる高山憲之先生。「世代間問題としての年金」が演題。詳細内容は、それを知りうるのは参加者の特権だと思っているので、お伝えしません(笑)。ただ、吉田康人にとっては「年金政策は極めて政治的な課題だなぁ」と思えた点で非常に印象的でした。

 例えば、高山先生がご指摘なさったのは、米国でも英国でもドイツでもスウェーデンでも、政権は交代するが、年金の基本設計は変わらないということ。超党派のコンセンサスが必要ということか?。我が国においては、現在の民主党案は自民党案とは異なります。だから、「民主党案だけで走るのは危険」ともおっしゃっていました。「政党の勝手で走ってしまっていいのか?」。

 あるいは、無年金者や低額年金受給者への支援。税金を財源とする年金給付を新設してそれを支援へ充てるという考えかたが我が国では最大公約数としての年金構想です。一方で当然、「それらの人々をどうして年金で救済しなければならないのか?」という専門的な意見もあります。しかし、「生活保護(による支援)で良い」という理解は我が国の政治ではメジャーな考えかたではありません。

 「年金は政治」です。
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